私はクリスチャンなので「神さま」と言ったら当然、キリスト教のいう全知全能の父なる神(唯一の神)を想像する。しかし「神」という日本語はその他もろもろの神々をも指して「神」と使う。英語の「God」も日本語と同じようにキリスト教の言う唯一の神とその他の神々を指すようだ。
でも韓国語はその辺が明確に分かれている。
キリスト教の「神」以外のその他の「神々」は「神(シン:신)」という言葉を用いて表す。
日本語の「神」の音読みと同じ音で表すのである。
しかしキリスト教のいう「唯一の神」をいうときは、「하나님(ハナニム)」という言葉を使い、先の「神(シン:신)」とは区別して使う。
하나(ハナ)は「一つ」を表し、님(ニム)は「様」を表す。つまりおおげさに直訳すると「唯一様」とでも言えようか。
これはキリスト教の神だけを表している。
だからクリスチャンであるわたしは韓国語の表現の하나님が祈る時にしっくりくるのかも知れない。
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